ワインの選び方、買い方、飲み方

ワイングラス

ある試飲会で全く異なる形状のグラスに同じワインを注いで出したら、皆さんが違うワインと勘違いしたという逸話が物語るように、ワインはグラスによって大きく味が異なると言われています。
特に、万を超えるような高級ワインなどは最高の条件で頂きたいですよね。逆にデイリーワインでもグラスで少しでも美味しくなるなら、それはラッキーなことです!
ここでは、ワイングラスの条件、種類、有名メーカーなどをご紹介します。


【1】ワイングラスの条件

無色・透明・無柄 時々お店でグラスを眺めているとオシャレな感じに色の付いたワイングラスや透明だけど柄の付いたグラスを見かけます。ワインに関して言えば、そういうグラスは不向きです。ワインはまず最初に色を見て楽しみますので、余計な色や柄があるグラスは邪魔になってしまいます。特にどんなワインかを意識せずに飲むカジュアルなワインを楽しむのであれば、ちょっとオシャレな柄のあるグラスでも良いかも知れませんが、それなりのワインの場合、または将来的に試験を考えている方は、無色透明で柄の無いグラスを購入しましょう。

【2】ワイングラスの種類(おおまかに3タイプ)

▼ボルドータイプ ボルドーの赤ワインと言えば、フルボディでタンニンがしっかりしたワインが中心です。そんなボルドーの赤ワインに適したグラスです。口のすぼまった普通より大振りなグラスで、果実やタンニンがゆっくりとほぐれていくのを楽しみます。
▼ブルゴーニュタイプ 華やかな香りを放つブルゴーニュのワインに適したグラスです。ブランデーグラスのような大きく丸い形ですね。ワインをたっぷりと空気に触れさせて香りを引き出すための形状です。
▼シャンパーニュタイプ シャンパーニュを始めとするスパークリングワイン用のグラスです。泡が長く楽しめるよう細長いフルート型の形状になっています。かなり細長いものから少し膨らみをもった形まであります。
◎テイスティンググラス ソムリエ試験やワインエキスパート試験では、国際規格のテイスティンググラスを使用します。千円もしませんので、いつか試験を受けることを想定して普段飲みはこれを使うのも良いかも知れませんね。

【3】ワイングラスメーカー

▼リーデル(RIEDEL)

 → 定番!リーデル
ワイングラスと言えば誰もがまず「リーデル」と浮かぶくらい定番のワイングラスブランドです。創業250年のオーストリアの名門で、同じワインでも異なる形状のグラスで飲むと香りや味わいが変わるという事実に着目し、世界で初めてブドウ品種ごとの形状を開発しました。かのロバート・パーカーに「機能的にも、享楽目的からも、最高のグラスはこれらリーデル製だ」と言わしめたブランドでもあります。数十万円から数百円までとにかく種類が豊富です。
▼ショット・ツヴィーゼル
(SCHOTT ZWIESEL)

 → 頑丈!ツヴィーゼル
世界中のホテルやレストラン、国際線航空機で使われているドイツのワイングラスブランドです。トリタンと言われるチタンを使ったグラスのため丈夫で割れにくく、使い勝手の良さがその特徴です。また、グラス素材に鉛、バリウムを一切含まないので、環境にも人体にも優しい製品と言えます。バカラやロブマイヤーに比べればリーズナブルで、コスパに優れています。


▼バカラ(Baccarat)

 → 高級!バカラ
フランスのクリスタルのラグジュアリーブランドです。「王者のクリスタル」と呼ばれ、鉛を含むクリスタルを使った超高級ワイングラスを生産しています。1万円以下のバカラはまず見かけないというほどの高級ブランドで、芸能人同士のプレゼントとしてよくTVなどでも出てきますね!


▼ロブマイヤー(LOBMEYR)

 → 優美!ロブマイヤー
ウィーンに本社を置くオーストリアのガラス工芸メーカーです。素材は鉛を含まないカリ・クリスタルで、薄くて軽くて割れにくいのが特徴と言われています。ブランド「バレリーナ」に象徴されるように脚の部分が長い優美なデザインの超高級ワイングラスです。


【4】ワイングラスの注意事項

洗う際には注意! 100円ショップで売っているワイングラスと有名メーカーのワイングラスを比べてみてください。高級な方が薄く作られているのが一目瞭然だと思います。 けっこう多くの人が経験しているかと思いますが、良いワイングラスは薄いので割れやすく、洗っていてパキンッと逝ってしまうことが多々あります。うん万円の高級グラスを壊したショックは相当なので、そっと優しく洗ってあげてくださいね!


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