ワインの選び方、買い方、飲み方

ワインラベルの見方

ワインがボトルで来た時、
とりあえずボトルを手に取り、ラベルをじーっと見ますよね。

でもすぐに後悔します。
何が書いてあるのかサッパリ分からない・・・(ToT)

「へぇ・・・・・・」と、とりあえず うなずいてみるものの、
何が「へぇ」かも分からず、連れに質問されないよう祈る。(@_@;)

これがワイン初心者の行動です。もちろん私もそうでした(汗)。

でもソムリエはラベルだけを見ただけで、おおよその味を創造できるのです。
生産地、生産者、ぶどうの収穫年、ぶどう品種といった情報をラベルから読み取り、味を想像するのです。

全てのワインで表示ルールがきっちりと決まっていれば読み取るのも楽なのですが、実際には国やワインカテゴリによって表示する項目が違っていたりします。

例えば、銘柄1つとっても、銘柄=生産者名だったり、銘柄=ブランド名だったり、銘柄=地区名だったり、ぶどう品種名だったり、畑名だったり・・・。


ここではワインのボトルに貼ってあるラベルの見方のコツを解説します。

もちろん相当な知識がないと全部を読み取ることは難しいですが、いったいあのラベルにはどんなことが書かれているのかを大雑把に理解するだけでも、かなり違ってくると思います。

ワインラベルの読み方

@メインラベルの裏に日本語ラベルが貼っていないかを確認しよう! 業者が日本語で書いたラベルいわゆる裏ラベルがあればそれをみれば最も早わかり!なんたって日本語ですから。

Aどこの国のワインかを判断しよう! 原産国によってワインラベルの表示方法は異なります。 ですから、まずはどこの国のワインかを判断します。
ラベルのどこかしらに国名が表示されていると思うので頑張って探しましょう。

Bヴィンテージを確認しよう! 「何年に収穫されたぶどうで造られたワインか」がどこかに書いてあります。 4ケタの西暦で書いてあるので探しやすいですよね。
このブドウの収穫年のことを「ヴィンテージ」と言います。なのでちょっとワインに詳しい人が「ヴィンテージは?」なんて聞いてきたら、動揺せず「2002年ものですね」と涼しい顔をして答えましょう。

Cワインのカテゴリーと生産地を探そう! ここからは少し難しくなりますが、ワインはその国ごとに法律によって守られています。勝手にブランドをコピーされないように「こういう条件で造られたワインはシャンベルタンと名乗っていいですよ」というようなルールがあるのです。そして、最も厳しい条件をクリアして造られたのがフランスでいうAOCだったり、イタリアでいうDOCGだったりするのです。EU法ではAOPです。
さて、代表的なフランスとイタリアを覚えましょう。

【フランス】
「Appelation xxxxxxx Controle」という表記があれば、フランスワインのトップカテゴリー「AOCワイン」のことです。
「xxxxxxx」には生産地が入ります。そして、生産地は広い地域よりも狭い地域の方が高級ということになります。

例えば、
「Appelation 関東地方 Controle」
「Appelation 東京都 Controle」
「Appelation 世田谷区 Controle」
「Appelation 成城 Controle」

一般的には下に行くほど高品質ということになります。
(それが美味いかどうかは別のこともありますが)

【イタリア】
「Denominazione di Origine Controllata e Grantita」という表記があればイタリアでトップカテゴリーの「DOCGワイン」ということになります。
DOCGに続く上質ワインが「Denominazione di Origine Controllata」と書いたもので通称「DOCワイン」です。

産地に関しては結局知らないと読み取れませんので、少しずつワイン産地を覚えていく他はないでしょう。

Dぶどう品種を見つけよう! フランスワインにはブドウ品種が書いていないものが多いです。 フランス(とりわけブルゴーニュ地方など)では、「この地区のワインはピノ・ノワール」「この畑の品種はシャルドネ」と言うように産地と品種がほぼ決まっているのでラベルにブドウ品種を書く必要がないのです。
一方、他の国々とりわけ新世界と呼ばれる国々では、ぶどう品種が書いてあります。ぶどう品種を読み取り、「ほう、品種はシラーだったんだ」なんて言えればカッコいいですよね!

E生産者名を見てみよう! 生産者名はかなり慣れてこないと分からないと思いますので、あまり気にしなくても良いと思います。ワインの世界にのめり込むと有名な生産者を覚えてきます。これから少しずつ有名な人や業者を覚えていけば、もっとワインラベルを見るのが楽しくなると思います。

ということで、ワインラベルを見て得る情報は、

・どこの国?
・何年に造られた?
・品質カテゴリーは?
・産地はどこ?
・ぶどう品種は?
・誰が作ったの?

こういったことを見る努力をしましょう。

まずは「いつ」「どこで」「どのブドウ品種で」が分かるようになりたいですね〜。
『おっ、これはブルゴーニュのピノノワール2002年モノか・・・』ってな具合に。

それだけでも随分とワインの楽しみ方が変わると思います!


 ▼トップへ  ▼前へ(ワインの産地)  ▼次へ(ワインの買い方・選び方)

▲pagetop